ワーナー・ブラザースは2015年6月2日、「ハドソン川の奇跡」として知られるUSエアウェイズのUS1549便で操縦桿を握り、死亡者を出すことなく不時着させたチェスリー"サリー"サレンバーガー機長を主人公とする映画を制作すると発表しました。監督はクリント・イーストウッドさんが務めます。
映画は、サレンバーガー機長がその半生を描いた「Highest Duty: My Search for What Really Matters (邦題:機長、究極の決断)」を基に制作されます。このため、映画でも2009年1月15日の事故当日だけでなく、「奇跡」を生み出した背景に迫る内容となりそうです。
この制作発表にあたり、サレンバーガー機長は「才能あふれる監督、クリント・イーストウッドさんの手により、私の物語が映画化されることは非常に光栄です」とコメントしています。
このUSエアウェイズのA320-200、機体記号(レジ)「N106US」は現在、ノースカロライナ州シャーロットの航空博物館「カロライナス・アビエーション・ミュージュアム (Carolinas Aviation Museum)」で展示されています。