ラン航空とTAM航空、新ブランドは「LATAM」 2016年から順次変更

ラン航空とTAM航空、新ブランドは「LATAM」 2016年から順次変更

ニュース画像 1枚目:LATAMグループの新ロゴ
© LATAM Airlines Group
LATAMグループの新ロゴ

ラン航空、TAM航空の親会社LATAM航空グループは、傘下の航空会社のブランド統一に向け、ブランド名とロゴを「LATAM」にすると発表しました。ラン航空、TAM航空の経営合併で誕生したLATAMは、これまで機材の再編と更新を進めるなど、グループ全体で経営再編を進めてきました。

今回の新ブランドとロゴの発表で、各社のグループ企業が、旅客に統一のサービスを提供する端緒となり、各社が一体となる大きなマイルストーンとなります。この新ブランド「LATAM」は、ラン航空と傘下のペルー、アルゼンチン、コロンビア、エクアドルでの航空会社、TAM航空と傘下のパラグアイ、ラン・カーゴ、TAMカーゴなどに適用されますが、企業の正式名称、2レターや3レターへの変更は加えられません。

「LATAM」ブランドはラン航空の86年、TAM航空の39年の伝統を引き継ぎ、拠点とする南米地域での地位の強化、一貫したサービスの提供を目指す意図が込められています。この新ブランド・ロゴは2016年から約3年をかけ空港、機材、制服、オフィス、ロイヤルティ・プログラム、ウェブサイトで順次、変更、導入される予定です。マイレージ・プログラムについては、今後順次、進める予定です。

ラン航空、TAM航空の傘下企業を含め、LATAMは現在、1日1,500便以上、7カ国で国内線事業に加え、24カ国140地点へ運航しています。航空貨物では26カ国144地点へ輸送しています。ブランドの統一により、グループ企業で同一のフライト体験が提供できるようになるとしています。

メニューを開く