三菱航空機は2016年3月15日(火)、組立を完了したMRJの疲労強度試験機を技術試験場に移送したと発表しました。
今回、完成した疲労強度試験機は巡航、着陸時などにMRJを運航することで繰り返し機体にかかる力を加え、機体の耐久性を確認する実験機です。
機体構造強度を検証する強度試験機は、2014年から試験が進められている静強度試験機で主翼上曲げ試験などが行われています。MRJでは今後、この2機を使用し、疲労強度試験も着実に進め、型式証明に向けた開発プログラムを着実に進捗させるとしています。