ラン航空、TAM航空の親会社、LATAMエアラインズ・グループは2016年4月5日(火)、貨物航空会社のブランドを「LATAM Cargo」に決定したと発表しました。このLATAMカーゴは、ラン・カーゴ、TAMカーゴ、ラン・カーゴ・コロンビア、マス・エアの統一ブランドとなります。これにより、南米で最大の航空貨物グループとなります。
LATAMカーゴは、29カ国140地点に就航し、各ブランドの優れたものを結集し、高品質な地域の輸送サービスを通じ、南米と世界各地をつなぎます。
LATAMカーゴは、2016年前半にロゴの変更などに着手する予定で、今後3年をかけて順次、変更を進めていきます。同社を利用する荷主をはじめ顧客向けサービスには影響しないとしています。
LATAMエアラインズ・グループは、ラン航空とTAM航空の合併を通じ、貨物輸送でも大きなシナジーを実現し、幅広いネットワークを提供出来ているとしています。今回の貨物ブランドの統一で、主力とする鮭、花、果実、アスパラガスなど、世界各地へ南米地域の主要産品を輸送することを通じ、中南米地域の航空貨物のリーダーシップを強化するとしています。