クアラルンプール国際空港、2020年までに年6,900万人に利用者拡大へ

クアラルンプール国際空港、2020年までに年6,900万人に利用者拡大へ

クアラルンプール国際空港などを運営するマレーシア・エアポーツ(MAHB)は2016年4月25日(月)、2020年までの5カ年計画「ランウェイ・トゥ・サクセス2020 (RtS2020)」を発表しました。

MAHBは運営する空港の利用者数が2015年に1億1,200万人となり、世界でも第2位の事業規模になっているとしています。この方向性をRtS2020ではさらに拡大し、クアラルンプール国際空港をASEAN地域でのハブ空港としての市を高め、運営する空港数を拡大する方針です。

クアラルンプールのハブ機能は世界の航空旅客数で世界一位になると予想される中国市場の取り込みをはじめ、インドネシア、フィリピン、ベトナムの旅客取り込みと路線充実に力が注がれます。これにより2015年に年間4900万人の旅客数を2020年に6,900万人に伸ばす目標です。これにあわせ、空港到着時から滞在、出発までの体験を向上する取り組みを進める計画で、三井アウトレットを含めた空港周辺の施設を含めた総合力を高めます。

海外展開でも運営参画するデリーなどのインド、ジェッダ、カンボジアの空港、トルコ・サビハ空港などがあり、引き続き投資を行なう方針です。

MAHBは、世界各地の空港が進化しており、これにあわせ運営者も単に空港の管理と運用という役割を超え、サービスを展開する必要があるとしています。このため、様々なビジネスパートナーと協力し、コラボ​​レーションを通じて価値を創造していくとしています。

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