タマラック、セスナサイテーションに初のウィングレットを搭載

タマラック、セスナサイテーションに初のウィングレットを搭載

ニュース画像 1枚目:セスナサイテーションに装着したウィングレット
© Tamarack Aerospace Group
セスナサイテーションに装着したウィングレット

タマラック・アエロスペースは2016年4月29日(金)、同社が開発したアクティブウィングレットシステムを最初の顧客の航空機に装着したと発表しました。セスナ525サイテーションの機体記号(レジ)「HB-VPF」に搭載したもので、プライベート・ジェット機を運航するJetPinguの保有機です。

このアクティブウィングレットシステムは、主翼の補強を必要とせず、各種ウィングレットの中でも装着にかかる時間は少ないと、タマラックはアピールしています。JetPinguは、大幅な燃料の節約、航空機の価値を高めるウィングレットを検討、選択したと説明しています。また、ウィングレットの装着で、現在の3時間の飛行時間を超えて運航が可能になり、同社の旅客により多くの目的地を提供することができるとしています。

タラマックのアクティブウィングレットは、ヨーロッパ航空安全庁(EASA)から承認を受けています。対象は、セスナのCJ、CJ1、CJ1+で、2016年夏にはアメリカ連邦航空局(FAA)の認可の取得も見込まれています。

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