神戸市消防ヘリに1月から災害救援航空機情報共有ネットワーク導入

神戸市消防ヘリに1月から災害救援航空機情報共有ネットワーク導入

神戸市消防局の消防ヘリコプターに「災害救援航空機情報共有ネットワーク(D-NET)」を利用した運航管理システムが2012年1月から導入されます。これは宇宙航空研究開発機構(JAXA)と共同で運航管理システムを進めている取り組みで、2012年1月からシステムを搭載したBK117で運用評価を行います。

この説明会が2011年12月13日、JAXA東京事務所3階プレゼンテーションルームで開催されます。JAXA、総務省消防庁、神戸市航空機動隊がそれぞれ今後の計画や運航管理システムへの期待を発表します。

D-NETは災害時に災害対策本部から電話、FAXで出動要請が贈られ、航空無線で航空機との任務の割当や出動指示をおこなうところ、情報のデータ化により最適な運航管理を判断するための支援として活用される事が期待されています。研究ではJAXAはデータを共有できるよう標準規格を策定、そのシステムで有効性を確認します。

なお、D-NETについてはJAXAの「航空プログラムニュース」で詳しく解説されています。

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