エミレーツ航空は、イスラム教の断食月「ラマダン(Ramadan)」にあわせ、日没後の食事「イフタール(iftar)」を機内食で提供します。これは特にイスラム教徒に対応したサービスです。2016年は6月6日(月)から7月5日(火)までが「ラマダン」にあたります。
期間中、エミレーツはイフタール用のボックスを中東地域の便や、ジェッダ、メディナに向かう便で対象の搭乗者に配ります。イフタール・ボックスは、栄養価の高いバランスの取れた食事が用意され、2016年のボックスは、クリーンでモダンなアラベスクデザインを採用しています。このサービスはエミレーツで20年以上にわたる主要なサービスの1つとなっています。
2016年のラマダンボックスはエミレーツ・シェフが考案した新メニューを用意しています。中東の香りを漂わせながら、エミレーツのグローバルらしさも取り込んだもので、ラマダン中の半ばにメニューが更新される予定です。また、このラマダンボックスはザーター・チキン、ほうれん草のファティール、ハルーミチーズとキュウリのサンドイッチ、伝統的なお菓子、ヨーグルトなどが含まれています。
なお、エミレーツは機内でイフタールの正しいタイミングを計算するツールを提供しています。航空機の経度、緯度、高度を使い、正確なラマダンを計算、把握できるものですが、機長も機内アナウンスで乗客にイフタールの時間を通知します。
詳しくは、エミレーツ航空のホームページを参照ください。