ボンバルディア、Cシリーズでケベック州政府から10億ドルの出資を獲得

ボンバルディア、Cシリーズでケベック州政府から10億ドルの出資を獲得

ニュース画像 1枚目:開発が進められているCシリーズ
© Bombardier
開発が進められているCシリーズ

ボンバルディアは2016年6月23日(木)、ケベック州政府からの10億ドル出資について合意したと発表しました。これを受け、Cシリーズ・プログラムはケベック州政府と設立するCシリーズ有限責任組合(CSALP)に全ての資産、負債を移行します。

ボンバルディアがCシリーズ開発の遅れ、ボーイングやエアバスとの市場競合による受注機数の低迷による経営難から、支援を要請していたものです。CSALPはボンバルディアが50.5%、ケベック州政府は49.5%を出資します。

ボンバルディアとケベック州政府はCSALPの本社、組立、製造、エンジニアリングサービス、研究開発(R&D)活動は少なくとも20年間、ケベック州に置くことが取り決められています。出資は2016年6月30日(木)、9月1日(木)に実施されます。

ボンバルディアは2016年4月にデルタ航空とCシリーズで、75機が確定、50機がオプションで最大125機を契約しており、受注ではケベック州政府との協議も大きな側面支援になったとされています。

この記事に関連するニュース
メニューを開く