グローバルホーク、200,000飛行時間を記録 世界中でインテリジェンス活動

グローバルホーク、200,000飛行時間を記録 世界中でインテリジェンス活動

ニュース画像 1枚目:グローバルホーク、200,000飛行時間を記録
© Northrop Grumman
グローバルホーク、200,000飛行時間を記録

ノースロップ・グラマンは2016年7月26日(火)、RQ-4グローバルホーク無人航空機システム(UAS)で200,000飛行時間を超えたと発表しました。RQ-4は高高度を飛行し、長時間の任務に耐久でき、世界中でインテリジェンス活動にあたっています。

200,000飛行時間のうち、アメリカ空軍のグローバルホークが88%を占めており、その他はアメリカ航空宇宙局(NASA)、ドイツのフルスケールデモンストレータ、MQ-4Cとして知られるアメリカ海軍の広域海上監視航空機システムが記録しています。

グローバルホークは、高度6万フィートを飛行しており、30時間以上を飛行しています。司令官たちは、ほぼリアルタイムに近い画像を確認でき、地面の移動や静止した標的の検出にレーダーを使用することができます。また、過酷な環境下でも無人機システムは各部隊と通信し、情報を共有しています。

ノースロップ・グラマンは、グローバルホークは安全性の記録を打ち立てながらも、有人による任務の時間あたりの飛行コストを半減以下に抑えているとしています。

日本では、2014年5月にアメリカ空軍三沢基地で初めて、RQ-4グローバルホークが運用され、2015年にも2年連続で展開しました。また、防衛省もグローバルホークを導入する計画です。

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