アレジアント、A320現行エンジン機の製造終了にあわせ12機を発注

アレジアント、A320現行エンジン機の製造終了にあわせ12機を発注

ニュース画像 1枚目:アレジアント・エア塗装のA320、イメージ
© AIRBUS S.A.S.
アレジアント・エア塗装のA320、イメージ

アメリカの旅行グループ、アレジアントはグループ会社のアレジアント・エア向けに、A320ceo(現行エンジン)を12機、発注したと発表しました。

アレジアントが航空機メーカーと直接契約を締結するのは今回が初めてです。この機材には、CFMインターナショナルのCFM56エンジンを搭載します。アレジアントは現在、エアバスの中古機導入を進めていますが、今回の契約で新造機と中古機で機材更新を進めていきます。

この購入契約でアレジアントはより多くのレジャー路線を開拓し、アクセスを提供していくほか、エアバス機への機材更新の移行に弾みをつけ、利用者の体験を向上させていくとコメントしています。

なお、アレジアントは中古のエアバス機で機材更新する計画を打ち出していますが、今回の新造機の購入について同社の戦略が変わった訳ではないとしています。発注した機材は、同社が2019年までにエアバス機へ移行する計画において、エアバスが製造ラインをA320neoへ移行し、契約した12機は製造ライン終了にあわせ交渉可能なものだったとしています。このため、可能な限り手頃な価格で購入する方針は堅持していると説明しています。納入時期は2017年、2018年を予定しています。

アレジアント・エアには2016年末まで、A320が16機、A319が17機、計33機に拡大する予定です。2016年末の運航機数は85機を計画しています。

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