MRJ初号機、アメリカへ再出発するも再び空調トラブルで名古屋へ引き返し

MRJ初号機、アメリカへ再出発するも再び空調トラブルで名古屋へ引き返し

ニュース画像 1枚目:MRJ初号機「JA21MJ」
© FlyTeamNews
MRJ初号機「JA21MJ」

三菱航空機で開発が進むMRJの初号機、機体番号(レジ)「JA21MJ」は2016年8月28日(日)の13時頃、8月27日(土)に予定していたアメリカ・モーゼスレイクへのフェリーフライトの再出発便として、県営名古屋空港を離陸、経由地である新千歳空港に向け飛行していましたが、8月27日(土)と同様に、空調システムに関するトラブルで再び名古屋へ引き返しました。

アメリカへのフェリーは、当初前日の8月27日(土)に予定され、同日午前に一度名古屋を出発したものの空調システムに関する異常が発見されたことから引き返していました。三菱航空機は翌日8月28日(日)までに不具合箇所を修正して13時頃に再出発を果たしましたが、8月27日(土)と同じく空調システムの監視機能に異常が発見されたことから、経由地の新千歳空港に到達する前に引き返し、15時過ぎに県営名古屋空港に着陸しました。

「JA21MJ」のフェリーフライトについて三菱航空機は、8月28日(日)中に最初の経由地である新千歳空港に到着し、ロシアのカムチャツカ半島のエリゾヴォ空港、アメリカのアラスカ州のアンカレッジ国際空港を経由してアメリカ・モーゼスレイクのグラント・カウンティ国際空港へ数日かけて飛行する予定でした。

期日: 2016/08/28
この記事に関連するニュース
メニューを開く