関空、空港内勤務の従業員が「麻しん」に感染 利用者に注意呼びかけ

関空、空港内勤務の従業員が「麻しん」に感染 利用者に注意呼びかけ

関西国際空港内でハンドリング業務を担い、関西エアポートのグループ会社、CKTSで複数の従業員が「麻しん(はしか)」に感染、また感染が疑われる事例が複数あり、検査が行われています。関西エアポートが2016年8月30日(火)付けで発表しました。

関西エアポートでは、空港内事業所に対し文書を配布し、感染力の強い疾患のため、大阪府泉佐野保健所に相談を呼びかけたほか、症状がみられる場合は勤務自粛を要請しています。同社は、大阪府泉佐野保健所や関係行政機関と協力し、感染拡大の阻止対策を敷きました。

また、麻しんが疑われる症状を発症した従業員は、接客業務に従事していた従業員も含まれていました。このため、潜伏期間は長くても2週間とされており、8月17日(水)以降の関空利用客で、症状がみられる場合は、医療機関に連絡し、その指示に従うよう呼びかけています。

なお、関西エアポートでは、感染拡大を最小限にとどめるため、これに関する情報を随時、公開するとしています。

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