アメリカ空軍82ATRS、QF-16フルスケール空中ターゲットを宣言

アメリカ空軍82ATRS、QF-16フルスケール空中ターゲットを宣言

ニュース画像 1枚目:フルスケール空中ターゲット(FSAT)を宣言したQF-16
© U.S. Air Force / Sara Vidoni
フルスケール空中ターゲット(FSAT)を宣言したQF-16

アメリカ空軍エグリン基地の第82航空標的飛行隊(82ATRS)は、2016年9月23日(金)にQF-16フルスケール空中ターゲット(FSAT)を宣言しました。QF-16はF-16改造の無人標的機で、地上コントロール・ステーションのアメリカ空軍テスト・パイロットの遠隔操縦で飛行し、自動離着陸、超音速飛行などをすべて無人で実施できる航空機です。

82ATRSは国防総省で唯一、FSAT能力を確保しており、有人で空戦訓練や無人での実弾射撃の標的として運用されます。このQF-16は、ホロマン空軍基地で8月17日に最後の無人任務を実施したQF-4を更新します。なお、QF-4は12月に正式に退役する予定です。

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