エミレーツ航空の貨物部門、エミレーツ・スカイカーゴは2016年10月11日(火)、オスロ発ドバイ着の貨物便の運航を開始しました。スカンジナビア発着の貨物輸送を強化します。
この便は777貨物機を使用し、100トン超の貨物を輸送します。特に貨物機のため、大型、規定サイズを超える航空輸送に対応できます。これにより、777-300ERの旅客便の週5便で175トンのベリー便での輸送力に加え、航空貨物に対応します。
エミレーツ・スカイカーゴはこの貨物便で、特にノルウェー・サーモンといった海産物の輸送に対応できるとしています。この6年に、ノルウェーの海産物の航空貨物輸送は倍増しており、ノルウェー・サーモンをはじめマス、タラ、カニなども主力輸出品となっています。
エミレーツはこうした海産物についても、ドバイ・ワールド・セントラルの貨物センターで厳格な温度管理で対応しているとし、およそ5時間のトランジットで世界82カ国、150地点と結んでいるとしています。
■Emirates SkyCargo case study: Salmon