米海兵隊MV-22B、11月8日に佐賀空港周辺で展示飛行 陸自導入で

米海兵隊MV-22B、11月8日に佐賀空港周辺で展示飛行 陸自導入で

ニュース画像 1枚目:V-22オスプレイ
© Bell Helicopter, a Textron Inc.
V-22オスプレイ

九州防衛局は2016年10月21日(金)、佐賀空港でアメリカ海兵隊のMV-22Bオスプレイを使用し、佐賀空港周辺で展示飛行を11月8日(火)に実施すると発表しました。これは、陸上自衛隊が導入を予定しているV-22オスプレイを佐賀空港へ実際に配備する前、その音を周辺の住民など地元に体感してもらうことが目的です。

なお、展示飛行の実施時間帯、飛行ルート、機数など詳細は調整中としており、改めて発表するとしています。

佐賀空港でのデモフライトは、2015年4月24日(金)と4月25日(土)に目達原駐屯地のAH-1Sの2機を使用し、場周経路と滑走路への進入、離脱での騒音最大値などが測定されていますが、実際のオスプレイでの飛行で判断材料にしたいとの佐賀県側の要望が実現するものです。

佐賀空港での陸上自衛隊のオスプレイ配備を巡っては、目達原駐屯地のヘリコプターのおよそ50機の移設とあわせ、V-22の17機導入で、水陸機動連隊が配置される長崎県佐世保市の相浦駐屯地におよそ60キロメートル、そのほか海自佐世保基地に50キロ、空自春日基地に45キロと陸海空3自衛隊の統合運用に関わる主要部隊の所在する地域に近いとして、選定されていました。

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