ロッキード・マーティンは2016年11月21日(月)、韓国空軍のF-16、134機をアップグレードする契約を締結したと発表しました。契約総額は12億ドルです。
アップグレードはF-16V仕様機をベースとした構成です。F-16Vは、ノースロップ・グラマンの先進APG-83アクティブ電子走査アレイ(AESA)スケーラブル・アジャイル・ビーム・レーダー(SABR)を搭載、新仕様のセンター・ペデスタル・ディスプレイやミッション・コンピューター、高容量イーサネット・データバスなど先進のアビオニクスが採用されています。
韓国空軍のF-16アップグレードは、アメリカ空軍の対外有償軍事援助を活用するもので、ロッキード・マーティンは契約について韓国国防の重要な部分を担い、同社のF-16プログラムで生産から販売まで全ライフサイクルへの取り組みの強みでもあるとコメントしています。