S7航空、ロシアで初のE170を導入へ GECASと17機をリース契約

S7航空、ロシアで初のE170を導入へ GECASと17機をリース契約

ニュース画像 1枚目:E170
© Embraer
E170

ロシアのS7航空は、2016年12月22日(木)、航空機リース会社のGE キャピタル アヴィエーション サービス(GECAS)とERJ-170を17機、リースする契約を締結しました。ロシア当局からE170、E175の型式証明を取得し、これを受けてS7の導入となり、ロシアではこの機種の運航は初めてとなります。

S7に導入される機体は2017年前半から引き渡しがはじまる予定で、いずれも他社で使用されていた中古機材が整備、納入されます。

S7航空は、リースするE170をノヴォシビルスクのトルマチェヴォ空港、モスクワ発着のリージョナル路線で運航する予定です。特に、S7航空では中距離路線を結ぶ機材として期待しており、ノヴォシビルスク発着ではクラスノヤルスク、スルグト、ニジネヴァルトフスク、ノーブイウレンゴイ、チェリャビンスク、ペルミとロシア国内線などの投入、新路線の開設を視野に入れています。

また、運航乗務員の訓練もすでに開始しており、新たなパイロットを雇用しているほか、客室乗務員の訓練も開始しており、2017年末までには50名の乗務員が対応するとしています。

なお、ロシアではE195、E190で2012年に型式証明を取得、サラトフ・エアラインズが運航しています。これに続くE175、E170の型式証明と導入社の決定をエンブラエルでは歓迎しています。

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