パリ空港公団、2016年の旅客数を発表 9,720万人で前年比1.8%増

パリ空港公団、2016年の旅客数を発表 9,720万人で前年比1.8%増

パリ空港公団(Aéroports de Paris)によると、パリ・シャルル・ド・ゴール国際空港、オルリー空港の2016年の旅客数は9,717万1,010人で、前年比1.8%増となりました。シャルル・ド・ゴール空港のみの旅客数は0.3%増の6,593万3,145人、オルリー空港は5.3%増の3,123万7,865人でした。

このうち12月の搭乗者数は約770万人で、2015年と比較し8.8%増で、このうちシャルル・ド・ゴール国際空港利用者が7.5%増、オルリー空港利用者が11.5%増となりました。ただし、2015年12月はパリ同時多発テロ事件の影響を受け、2014年と比較し搭乗者数は2.8%減となっていました。

2016年全体のヨーロッパを除く国際線は0.4%の微増となり、その内訳は、フランス領域が4.8%増、中東が3.6%増、ラテンアメリカが2.0%増、アフリカが1.9%増、北米が0.1%増ですが、アジア太平洋地域のみ6.7%減で、特に日本、マレーシア路線での減少が顕著でした。

また、格安航空会社(LCC)の運航が活発で、フランスを除くヨーロッパ路線は3.4%増となり、フランス国内は1.1%増、シャルル・ド・ゴール国際空港、オルリー空港で乗り継ぐ旅客数は1.2%増でした。

なお、詳しくは、パリ空港公団のウェブサイトを参照ください。

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