エアバス、A319neoで初飛行 ハンブルクから離陸、トゥールーズに着陸

エアバス、A319neoで初飛行 ハンブルクから離陸、トゥールーズに着陸

ニュース画像 1枚目:初飛行したA319neo初号機
© AIRBUS S.A.S.
初飛行したA319neo初号機

エアバスは2017年3月31日(金)、A319neo試験飛行1号機、機体記号(レジ)「D-AVWA」で初飛行しました。A320neoファミリーの3機種目で、CFMインターナショナルのLEAP-1Aエンジンを搭載した最も小さい機体です。初飛行は、エアバスのハンブルク工場を離陸し、ドイツ上空で主要システムの確認を行い、トゥールーズに着陸する約5時間の飛行でした。

初飛行のコクピットには、エアバスのテスト・フライト・パイロットのMichel Gagneux氏とEckard Hausser氏の2名、この機体にはエンジニアのJean Michel Pin氏ほか2名、計5名での乗務でした。このA319は今後、トゥールーズを拠点にテスト飛行を重ねます。

A319neoの試験飛行は、A320neoとA321neoの型式証明で実証されているエンジンテストに加え、航空機の操作性、オートパイロット、パフォーマンス、システムに焦点を当てて行われます。A319neoは、A320neoファミリー3機種の中で最も小さい機体で、高温、高高度の条件で短距離の離着陸性能に優れ、最大で160席を装備することができます。

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