イタリアの航空機メーカー「テクナム」は2017年3月10日(金)、同社の小型双発機「P2006T」がデリバリー機数200機を達成したと発表しました。
P2006Tは、2007年に初飛行した4人乗りの高翼双発機です。自家用航空機として数多く導入されているほか、イタリアやドミニカ共和国では空軍機としての運用または導入が計画されています。
日本では、Japan General Aviation Service(ジャパン・ジェネラル・アビエーション・サービス:JGAS)が輸入代理店を務め、同社は鹿児島フライトトレーニングセンターの訓練機として日本第1号機となるP2006Tを導入する計画で、型式証明取得の手続きなどが進められています。
なお、P2006Tのデリバリー200機目の機体は、ポーランドのフライトスクール「バルトリーニ・エア」に納入されています。