岩手・釜石市の山林火災、5月12日に広域航空消防応援を解除

岩手・釜石市の山林火災、5月12日に広域航空消防応援を解除

岩手県釜石市で2017年5月8日(月)に発生した山林火災を受け、消防庁、自衛隊は5月12日(金)も地上、上空からの消火活動を実施しました。5月12日は岩手県、秋田県の防災ヘリの2機に加え、陸上自衛隊から7機、岩手県警の1機が活動しています。また、5月11日(木)に続き、地上部隊などが消火困難な海岸線の山林部分については、海上から海上保安庁の巡視船2隻が消火活動にあたっています。

5月12日は自衛隊ヘリが前日に熱源反応があった山林に対し、空中消火を実施したほか、岩手県防災ヘリが赤外線装置などを活用した情報収集を実施し、熱源を中心に、地上、海上、空からの残火処理活動が実施されました。5月13日(土)は釜石市の天候が雨の予報となっていることを受け、5月12日(金)15時30分には広域航空消防応援を解除しており、13日は地上部隊を中心に、残火処理活動が実施される予定です。

今回の釜石市での山林火災では消防庁関連では地元の岩手県をはじめ、青森県、秋田県、埼玉県、東京消防庁の各防災ヘリ、自衛隊が八戸の第9飛行隊、三沢の三沢ヘリコプター空輸隊、霞目の東北方面航空隊、木更津の第1ヘリコプター団、丘珠の北部方面航空隊などのUH-1、OH-6、CH-47など、さらに岩手県警ヘリが対応のため投入されています。

この記事に関連するニュース
メニューを開く