エアバス、「ファイナンス・フォーラム」開催 リース・商社など200名参加

エアバス、「ファイナンス・フォーラム」開催 リース・商社など200名参加

ニュース画像 1枚目:エアバス・ファイナンス・フォーラム
© エアバス・ジャパン
エアバス・ファイナンス・フォーラム

エアバスは2017年5月22日(月)、「エアバス・ファイナンス・フォーラム」を開催、航空機市場の展望、最新のファイナンス状況などについて講演を実施しました。フォーラムには日本の金融機関やリース会社、商社、航空会社から約200名が参加しました。

日本のリース企業、金融機関は世界の航空会社のエアバス製造機の機材更新、新型機導入で長年にわたり重要な役割を担い、2016年、2015年には合計で100機超のエアバス製造機でファイナンスが実施されています。2016年はエアバスの総引き渡し機数は2015年から53機増え、過去最高の688機と、14年間連続して生産数が増加しています。

講演ではエアバスが今後の民間機市場の展望について、100席以上の旅客機市場で33,000機、金額では5.2兆米ドルを超える新造機需要が予測されていることを説明しました。特にアジア太平洋地域が世界の航空輸送の成長を牽引するとみられ、このうち2017年から2019年はアジア太平洋地域のA320ファミリー受注残は31%、ワイドボディ機の受注残の51%占める見通しと、この地域の市場規模の拡大が見込まれています。

また、エアバスは日本での産業協力で、2017年3月に経済産業省がエアバスの次世代機開発に向けた研究開発の協業を促進する覚書を締結し、エアバスと日本企業との間でワークショップ開催を通じ、日本でのプレゼンスを拡大しています。

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