エアバス・ヘリコプターズは2017年5月23日(火)、ブラジル軍にH225Mカラカルを2機、納入したと発表しました。ブラジル陸軍とブラジル空軍向けにそれぞれ1機ずつ、引き渡しされています。
ブラジル陸軍向けには、陸軍固有のミッションシステムを搭載、運用可能な状態で納入されており、サンパウロ郊外のタウバテにあるブラジル陸軍第1航空隊に配備されました。同航空隊のH225Mは9機目となります。また、空軍向けは戦闘捜索救難(CSAR)仕様としてリオデジャネイロに配備されました。
エアバス・ヘリコプターズは2017年にブラジル軍向けにH225Mを4機、納入する予定です。これらの機材は、イタジュバのHelibras工場で組立作業が行われています。この納入で空軍12機、陸軍9機、海軍7機と、計28機となっており、契約の50機分は2022年まで納入が予定されています。