デルタ向けA350-900、トゥールーズで初飛行 10月には太平洋路線に投入

デルタ向けA350-900、トゥールーズで初飛行 10月には太平洋路線に投入

ニュース画像 1枚目:塗装前のデルタ航空向け A350-900
© DELTA AIR LINES, INC.
塗装前のデルタ航空向け A350-900

デルタ航空に納入されるA350-900初号機が2017年5月22日(月)、フランス・トゥールーズで初飛行しました。機体記号(レジ)「N501DN」で登録される予定の製造番号「115」で、塗装などは行われていない状態です。今後、およそ2カ月間の試験飛行を経て、夏にデルタ航空へ納入される予定です。

このA350はアメリカの航空会社に納入される1機目でもあり、10月には太平洋路線に投入される予定となっています。また、全席個室タイプのビジネスクラス「デルタ・ワン」スイートの導入が予定されており、ビジネスの各座席にスライド式ドアを設置する世界初のビジネスクラスになる予定です。

機内仕様は、「デルタ・ワン」が32席、デルタプレミアムセレクトが48席、エコノミーが226席で、高速インターネットが楽しめる2Ku Wi-Fiを装備し、ビデオ・ストリーミングなども楽しめます。デルタ航空は2017年びA350を5機、受領する予定です。

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