クリスタル・エアクルーズ、777-200LRを受領 VIP改修が完了

クリスタル・エアクルーズ、777-200LRを受領 VIP改修が完了

ニュース画像 1枚目:Crystal AirCruises塗装が施された777-200LR
© Crystal
Crystal AirCruises塗装が施された777-200LR

クリスタル・エアクルーズは2017年8月1日(火)、シアトルのボーイング・フィールドで開催された公式の引き渡し式で、777-200LRを受領したと発表しました。改修はグリーンポイント・テクノロジーズが手がけたもので、クリスタル社のCEOに引き渡しされました。クリスタル・エアクルーズは、この機材を使い、世界各地を巡る最高級のチャーター便を運航します。

この機体は2011年7月に初飛行しており、以前はエール・オーストラルで使用され、ビジネス14席、エコノミー350席の計364席を装着していましたが、改修後は88席のみのいずれもVIPシートを装備した仕様となっています。機体記号(レジ)は「P4-XTL」で、運航はコムルックス・アルバが受託しています。この機体は8月12日(土)にラスベガスを訪問、正式に「Crystal Skye(クリスタル・スカイ)」の愛称が命名される予定です。

この「クリスタル・スカイ」は、ワイドボディ機を使用していることから、機内は広々としたスペースを提供します。また、ノンストップで19.5時間を飛行でき、プライベートジェット機としては抜きん出た性能と合わせ、クリスタルは世界各地をエレガントに旅行したい人たちに向けてサービスを提供します。

改修は、2016年8月からモーゼスレイクのグリーンポイントの施設でシートの装備などが行われました。装着されたシートは180度のフラットベッドになるほか、機内サービスのうち料理は搭乗しているエグゼクティブ・シェフが手がけ、プレミアムワインと合わせて提供されます。この食事を楽しめる24名分のラウンジ設備も設けられ、LED照明で時と場所に合わせた演出ができるなど、ディテールにまでプレミアム感の漂うインテリアが装備されています。

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