第一航空、粟国でオーバーランのツインオッター「JA201D」を復籍

第一航空、粟国でオーバーランのツインオッター「JA201D」を復籍

国土交通省航空局は2017年7月、第一航空のDHC-6-400ツインオッター、機体番号(レジ)「JA201D」の新規登録を受理し、同機は7月20日(木)付けで登録されました。この機体は、2015年8月に粟国空港でオーバーラン、機体を損傷し、2016年10月から修理のため日本籍から抹消されていました。日本籍への復籍は9カ月ぶりとなります。

第一航空はヴァイキングDHC-6-400の「JA201D」、「JA202D」の2機を2015年3月に導入し、同年8月1日から沖縄路線で運航を開始、8月28日に粟国空港でオーバーラン事故が発生し、これ以降は沖縄路線を運休しています。

粟国空港の事故を受け、運輸安全委員会は、第一航空に対し2016年12月に乗務員の訓練体制の改善を勧告、第一航空は必要な改善報告を2017年3月に行い、路線再開に向けた訓練などを実施しています。なお、同社は那覇/粟国線について、2017年秋の運航再開を目指しています。

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