中日本航空、メディカルウイングを本格運航 セスナ560とキングエア使用

中日本航空、メディカルウイングを本格運航 セスナ560とキングエア使用

中日本航空は2017年7月30日(日)から2018年3月31日(土)まで、自治体が主体の国内初となる患者搬送固定翼機運航事業「メディカルウイング」を運航受託し、医療用小型ジェットの本格運航を開始しています。北海道が「北海道航空医療ネットワーク研究会(HAMN:ハミン)」に委託、使用機材は中日本航空のセスナ560サイテーションV、ビーチクラフト200キングエアを使用しています。

2010年度から2013年度にかけて固定翼機による医療輸送を実施、この中で連続で10カ月間の運航を実施しています。この成果を踏まえ、北海道医師会や関係機関などでシンポジウム開催、国会議員や政府などへ働きかけ、本格運航の実現に向けた活動を受けて、今回の本格運航が実現しました。

この航空機は、患者搬送中に医師や看護士が同乗、搬送中でも医師が搭乗する場合は治療ができることから、救命救急医療、周産期医療、小児医療、高度専門医療への活用が期待されています。

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