VIMエアラインズ、財務状況悪化でチャーター便運航を停止 複数社で救済便

VIMエアラインズ、財務状況悪化でチャーター便運航を停止 複数社で救済便

ロシアのVIMエアラインズは2017年9月26日(木)、同社の財務状況を受けて、チャーター便の運航を中止すると発表しました。これに合わせ、各便の運航状況も遅延や欠航が発生するなど、通常通りの運航体制が取られていない状況です。

ロシア連邦航空局(Rosaviatsia)によると、VIMエアラインズの財務状況の悪化から、リース会社がトルコ・アンタルヤ空港にフライトした機体を引き止めており、今回のチャーター便の運航停止は当局の指導によるものでもあります。また、この状況を受け、ウラル航空、アイ-フライ、レッドウィングス、ノードスター航空、ペガサス・フライ、ノードウィンド航空、ヤクティア・エアがVIMの航空券での搭乗を受け入れるとしています。

また、S7航空は2017年9月29日から10月10日までの期間、VIMの乗客向けにロシア国内線ではソチ、ニジネヴァルトフスク線、アルメニアのエレバン線、トルコのアンタルヤ線、ウクライナのシンフェロポリ線を運航すると発表しています。さらに海南航空も北京発着のブリュッセル、サンクトペテルブルク線を利用し、数日に分けて乗客の輸送に対応しています。

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