ボンバルディア、エアタンカーを運航するコンエアとQ400の改修を締結

ボンバルディア、エアタンカーを運航するコンエアとQ400の改修を締結

ボンバルディア・スペシャライズド・エアクラフトは2018年1月15日(月)、固定翼消防航空機を運航するコンエア・グループとDHC-8-400(Q400)を6機、契約したと発表しました。Q400をQ400多目的エアタンカーに改修する契約で、カタログ価格の総額は2億600万米ドル相当です。

コンエアは、私企業として世界最大の固定翼空中消火機数を保有し、特殊、消防向け航空機とその関連製品のサービスを提供しています。契約した6機のQ400は、コンエア向けに独自の改修が施された仕様が組み込まれる予定で、消火薬剤を搭載するタンクの取り外しができる仕様です。これにより、活動地点への到着が速くなるほか、取り外して乗客や貨物の輸送、航空緊急医療搬送、沿岸監視活動など、消防以外の役割にも効率的に対応できます。

Q400多目的エアタンカーは、Q400の効率や信頼性、地上滞在時間の削減、運用コストの削減を実現します。ターボプロップの経済性とジェットのような性能を組み合わせ、未舗装滑走路での離着陸、短距離離陸性能などに加え、巡航速度は時速667キロメートルで飛行できます。

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