築城基地、滑走路長を延長へ 2018年度から基本検討調査を実施

築城基地、滑走路長を延長へ 2018年度から基本検討調査を実施

ニュース画像 1枚目:築城基地航空祭での基地の様子、奥に滑走路
© 航空自衛隊 築城基地
築城基地航空祭での基地の様子、奥に滑走路

小野寺防衛相は2018年6月22日(金)の記者会見で、航空自衛隊築城基地の滑走路延長について検討を進めていることに言及、2018年度から基本検討調査を実施すると明らかにしました。築城基地の周辺の地元自治体に滑走路延長の方針を伝えており、その旨が報道されていたものです。

築城基地の滑走路延長は、普天間飛行場の返還に関連して2006年に合意した日米ロードマップで、普天間飛行場が有する緊急時の航空機受入れ機能を新田原基地、築城基地を緊急時に使用する施設として整備する方針を定めています。この日米間での協議で、築城基地の滑走路長が約2,400メートルで、アメリカ側が普天間と同じ2,700メートルまで延長する提案したことを踏まえ、防衛省が検討を進めているものです。

報道によると、滑走路07/25の海側25エンドを延長する方針で、漁業関係者への説明が行われる旨が示されていますが、小野寺防衛相は基本検討調査を経て、延長が「可能か技術的にも確認をする必要がある」と述べるに留めています。

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