アメリカ海兵隊 ダグラス F4D スカイレイ 航空フォト(飛行機 写真・画像) 写真＋詳細データ

1969年4月 厚木基地に着陸するアメリカ海兵隊 VMF(AW)-115 ダグラス F4D-1 スカイレイ 139038 です. この角度でないと,スカイレイの登録番号が読めません. この VMF(AW)-115 は翌月,1959年5月には本国に帰還する部隊ですが,翌年1960年に再度厚木に配属されます. スカイレイは主翼の影が大きいので,ソフトで明度を上げても下面が明るくなりませんでした.

1959年4月 厚木基地に着陸する アメリカ海兵隊 VMF(AW)-314 ダグラス F4D-1 スカイレイです.6桁のナンバーの後の3桁がわかりませんが,スカイレイは後から撮らないと,このナンバーが読めませんでした. VMF(AW)-314 は当時厚木基地に駐留していた部隊で,この年の10月には本国に帰還します.大きく頭を上げた姿勢で着陸するのは,スカイレイのデルタ翼の特性によるものでしょうが,コクピットはこの写真で見ると大分窮屈そうで,また後方の視界は悪そうです.

1959年4月29日 厚木で撮った アメリカ海兵隊 VMF-314の F4D-1 スカイレイです｡シリアルはわかりませんが,尾翼のコードは VW です｡ キャノピーの横に RESCUE と言う文字が描いてありますが,日本に配属される機体には日本語で,｢救助｣という文字が合わせて描かれていますので,この時のVMF-314はまだ日本について間もない時期だったかも知れません｡

本来の赤外線フィルムではこの様に写ります｡厚木基地の滑走路延長上のどの辺で撮ったのかを忘れてしまいましたが,この時は55ミリの標準レンズで撮りました｡赤外線フィルムは使いづらくて,この時の一回しか使ったことがありませんが,雲や空の表現が現実離れしていて,撮り方によっては面白いものが撮れたと思いますが,当時はそこまで余裕が無かったですね｡

こちらは普通のモノクロフィルムで撮った写真です｡メモが無いので日付は少し違っているかも知れませんが,一つ前に投稿した赤外線フィルムで撮ったものと,ほぼ同じ場所で撮ったものです｡VMF-531 の F4D-1 ですが,フィルムはネオパンF を使いました｡修正ソフトで大分主翼下面の暗いところを,明るくするようにいじっていますが,赤外線フィルムで撮ったものとは感じが違っています｡

1960年9月 厚木基地の北側滑走路延長上で撮った,アメリカ海兵隊 VMF-531 のダグラス F4D-1 スカイレイ です｡ 尾翼のコードはこの写真では見えませんが EC で, 機首のナンバーは 4 です｡シリアルはわかりません｡主翼の下面は普通暗く写りますが,この写真ではパネルのラインがはっきりわかります｡この写真は普通のフィルムでは無く,｢サクラ赤外｣という特殊なフィルムで撮ったものなのです｡当時通っていた写真の学校の課題で,赤外線フィルムを使った写真を撮る,と言う宿題があって,どうせなら厚木で実験しようと撮ったものです｡残念ながらほとんどがコントラストが強すぎて物になりませんでしたが,唯一この写真だけが思わぬ効果を出していました｡

アメリカ海兵隊のダグラス F4D-1 スカイレィの主翼折り畳み部分です｡向かって右が前方になります｡

スカイレイは小さなサイズでしたが特色のあるスタイルで,投稿者は好きな機体の一つです｡

アメリカ海兵隊のダグラス F4D-1 スカイレイも展示されました｡VMF-531所属で,ティルレターは ECです｡キャノピー横にRESQUE と言う英字と共に,日本語で｢きゅうじょ｣と書いてあるのですが,これは当時のアメリカ機にはよく書いてありました｡

展示機エリアを135ミリで撮ったものです｡