マックス・エア 747-400、クーデター中のニジェールで一時留め置きも運航継続中

マックス・エア 747-400、クーデター中のニジェールで一時留め置きも運航継続中

ニュース画像 1枚目:ピナル空港 2019年12月1日撮影 5N-ADM ボーイング747-422 マックス・エア
© FlyTeam masa707さん
ピナル空港 2019年12月1日撮影 5N-ADM ボーイング747-422 マックス・エア

ナイジェリアのマックス・エアは、2023年7月26日に隣国ニジェールで発生したクーデターによる国境封鎖のため、同社所有機ボーイング747-400型機「機体記号:5N-ADM」が、ニジェールの首都ニアメにあるディオリ・アマニ国際空港から、出発できない状態であったことを明らかにしました。

「5N-ADM」は、7月中旬からニジェールのイスラム教徒がメッカにある聖地を訪れる巡礼(ハッジ)チャーターとして、ニジェール・ニアメとサウジアラビア・ジェッダ間で運航中でした。クーデター発生後、ニアメからジェッダへの出発を拒否。機体は留め置かれていましたが、ニジェール当局、ナイジェリア当局の協力により、ジェッダから帰国するイスラム教徒向けに運航継続が許可されました。

マックス・エアといえば、過去に日本航空(JAL)で使用されていたクラシックジャンボ、747-300などを運航していたことで有名。最近では、JALのボーイング777-200型機「機体記号:JA773J」が加わり、JAL時代の特別塗装「みんなのJAL2020ジェット」をほぼ残した形で運航を開始し、話題となっていました。

この「5N-BBN (元JA773J)」は現在、ナイジェリア・カノ国際空港とサウジアラビア・ジェッダ間で巡礼(ハッジ)チャーターとして主に運航されています。

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