台湾陸軍(中華民国陸軍)は2013年10月にボーイングAH-64アパッチの最新型、AH-64Eを6機入手する見通しです。台湾の中央通信社が伝えています。
台湾陸軍はAH-64Eを30機導入する計画で、2008年に20.4億ドルでアメリカ政府と対外有償軍事援助(FMS)契約しました。2014年までには全機引き渡される予定です。
ボーイングは2010年10月に受注して、2012年にアリゾナ州メサ工場で台湾陸軍司令官臨席のもと初号機のロールアウト式典を開催しました。操縦士と整備員がアメリカで教育を受けています。
台湾陸軍が導入するAH-64EはこれまでAH-64D Block3と呼ばれていた最新型で、無人機の管制能力が新たに付加され、新型ローターとパワーアップされたエンジンで飛行性能も向上しています。