NTSB、3月末までにJALの787のバッテリー発火で調査完了 秋に報告書

NTSB、3月末までにJALの787のバッテリー発火で調査完了 秋に報告書

アメリカ運輸安全委員会(NTSB)は2014年1月8日、日本航空(JAL)の787-8、機体記号(レジ)「JA829J」の出火に関連し、3月末までに調査を完了、秋に最終報告書を提出すると発表しました。

これは2013年1月7日にボストン・ロ−ガン国際空港で起きたもので、NTSBをはじめ日本、フランス、台湾で調査を行ってきたほか、日本の運輸安全委員会も技術面でも協力しています。

NTSBは今回のバッテリー火災は熱暴走があったとの見方を示しており、ワシントンの施設をはじめ、2月までには振動試験なども含めて完了する予定です。調査は、アメリカ連邦航空局(FAA)、ボーイング、タレス、GSユアサ担当者への聞き取りなどを含めて行われ、GSユアサでは製造プロセス、手順、電池の製造にかかわる人材の養成などを含めた現場での調査も行われています。

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