アメリカ国防総省は、2014年9月2日、ソマリアの過激派組織アッシャバーブに対して、有人・無人機による攻撃を実施したと発表しました。
具体的な機種は明らかにされていませんが、アメリカ特殊作戦軍が運用する有人・無人機が、ヘルファイア・ミサイルとレーザー誘導爆弾を野営地と車両に投下しました。この攻撃はアッシャバーブのネットワーク破壊と幹部殺害を目的としたもので、現在戦果確認を行っています。
アッシャバーブはソマリア南部を支配するイスラム過激派組織で、2008年にアメリカ政府がテロ組織として指定しました。ソマリア現政権や外国人、国連機関への攻撃を強め、ケニアで70人以上が死傷した爆弾テロにも関与したと見られています。