A380が初フライトした2005年4月27日から、ちょうど10周年を迎えました。エアバスは先ごろ開催されたインテリア・エキスポで1列11席と、「3-5-3」の通路へのアクセスが出来ない人が大きく増えるレイアウトを提案するなど、収益性を考えた案を次々と生み出しています。
現在、A380はアシアナ航空、大韓航空、中国南方航空、シンガポール航空、タイ国際航空、マレーシア航空、カンタス航空、ブリティッシュ・エアウェイズ、ルフトハンザドイツ航空、エールフランス航空、カタール航空、エミレーツ航空、エティハド航空の13社に導入されています。
エアバスの発表ではA380は2015年3月末現在、18社、317機の受注を得ています。トランスアエロ航空には2016年ごろにも納入されそうですが、ヴァージン・アトランティック、エールオーストラル、さらに中国からの発注、リース会社AMEDEOの発注などがあります。香港航空、キングフィッシャー航空、スカイマーク、リース会社のILFCなどが発注後にキャンセルするなど、初飛行からの10年で様々な出来事の歴史も積み重ねました。