シンガポール・チャンギ空港の新ターミナル4、新たに5社が利用を表明

シンガポール・チャンギ空港の新ターミナル4、新たに5社が利用を表明

シンガポール・チャンギ国際空港は2015年7月9日、2017年にオープン予定の新ターミナル4のについて、メインターミナルの建設は順調に70%以上が完了していると発表しました。また、すでに利用を表明しているキャセイパシフィック航空に加え、新たにエアアジア、エアアジア・インドネシア、タイ・エアアジア、大韓航空、ベトナム航空が同ターミナルを利用することも発表しました。

この6社は現在、同空港から週に約800便を運航し、2014年の利用者数の合計は約700万人にのぼります。シンガポール・チャンギ国際空港は、さらに2、3社がオープン当初から新ターミナルを利用することを期待しており、全体の利用者数は800万から1,000万人になると想定しています。新ターミナルは年間1,600万人が利用できる施設となっており、航空会社の運航拡大をサポートできる十分な余裕があります。

なお、ターミナル4では、迅速でシームレスな旅行を可能とするため、一連のセルフサービスシステムや、チェックインや手荷物預入、入国審査、搭乗における自動化オプションが提供されます。

また、これらを補完するために、同空港は初めて顔認識技術を導入し、これによりチェックインから搭乗時までスタッフによるマニュアルによる本人確認作業の必要がなくなり、航空会社はマンパワーを節約できるだけでなく、利用者も待ち時間の短縮のほかに、セルフサービスのキオスクなどを利用し、都合の良い時にチェックインができるようになるなどの柔軟性が提供されます。

詳しくは、シンガポール・チャンギ国際空港のウェブサイトを参照ください。

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