ボーイングは、オーストラリア陸軍へ7機目のCH-47Fチヌーク・ヘリコプターを、2015年8月10日に予定より3週間早く、予算通りに納入したと発表しました。
オーストラリア陸軍は、老朽化した6機のCH-47Dを更新するために、2012年にアメリカ政府の海外有償軍事援助(FMS)で7機のCH-47F購入に合意していました。
オーストラリア陸軍のCH-47Fには、デジタル・コクピットと先進の通信システム、新型アビオニクスが搭載され、デジタル・マップを入れ替えるだけで、軍事作戦や人道支援活動でアメリカ軍や他の軍隊と効果的に共同行動することができます。
また、着地してエンジンを停止すると自然にローターも停止する艦艇運用に便利な新型ローターブレーキも採用しています。
7機のCH-47Fは、クイーンズランド州北部の第5航空連隊第16航空旅団で運用されます。