トランスアエロ航空、航空券の販売を停止 12月15日までは運航

トランスアエロ航空、航空券の販売を停止 12月15日までは運航

ロシアのトランスアエロ航空は2015年10月2日、航空券の販売を停止し、2015年12月15日までの航空券は通常通りフライトを保証すると発表しました。

12月15日の旅行分までは、トランスアエロ航空が運航、アエロフロートもこれを支援します。12月15日以降の航空券については、全額返金の対応を行ないます。旅行会社で購入した場合は、購入した代理店での手続きとなります。

トランスアエロ航空は2015年7月末、ロシアの航空機リース会社のICBCリーシングと契約し、A321新造機を導入し、あわせて新たなロゴを発表していました。その一方で、同時期に納入されると見られていたA380は製造を中断し延期、787-8インターコンチネンタルは最終組立が完了しているものの納入延期と大型機の導入を先延ばししていました。

この対応は、ウクライナ問題や原油安などでが影響したルーブル安による為替変動の影響とも伝えられ、アエロフロート・ロシア航空がトランスアエロ航空の支援を引き受ける意向を示していましたが、この手続きは行なわれず、アエロフロートも支援の手続き期限を延期することもありませんでした。

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