B-2Aとそっくり!! アメリカの次期ステルス爆撃機「B-21」

B-2Aとそっくり!! アメリカの次期ステルス爆撃機「B-21」

ニュース画像 1枚目:B-2Aとそっくりな21世紀初の爆撃機「B-21」の想像図
© U.S.Air Force
B-2Aとそっくりな21世紀初の爆撃機「B-21」の想像図

アメリカのデボラ・リー・ジェイムズ空軍長官は、2016年2月26日(金)、フロリダ州オーランドで開催された空軍協会航空戦シンポジウムで、長距離打撃爆撃機(LRS-B)の想像図を初めて公表し「B-21」と名付けたことを明らかにしました。

LRS-Bは老朽化したボーイングB-52Hストラトフォートレスや、ロックウェルB-1Bランサー、ノースロップB-2Aスピリットと交代する戦略爆撃機で、厳重に防御された世界のあらゆる場所に爆撃が可能な性能が求められています。開発メーカーにはボーイングとロッキード・マーティンのチームを退けたノースロップ・グラマンが選定されています。B-21の「21」は21世紀最初の爆撃機であることを表しています。

ジェイムズ長官はB-21が現有のB-2と似ていることにも言及し「B-21は既存の出来上がった技術を使用することが条件とされ設計が始められた」と話しています。

B-21は技術・生産開発(EMD)フェーズに入ったばかりで、2020年代半ばに初期作戦能力(IOC)の獲得を目指しています。アメリカ空軍では、空軍の将兵からB-21のニックネームを募集するとのことです。

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