JALとANAの国際線旅客数が逆転、ANAの国際線定期便就航30年で初

JALとANAの国際線旅客数が逆転、ANAの国際線定期便就航30年で初

JALグループとANAホールディングスは2016年4月28日(木)、それぞれ2015年度連結決算を発表、あわせて旅客数も発表しました。このうち、国際線旅客数でANAが初めてJALを上回る約817万人となりました。

国際線と国内線の合計で、ANAはすでにJALの旅客数を上回っていますが、国際線のみでは大きな開きをこの数年で一気に追いつきました。ANAは、国際線定期便の就航から30周年を迎えた2015年度の節目の年に、初めてJALを上回りました。

JALが会社更生法を申請した2010年1月を含む2010年度は、JALの国際線が858万人、ANAが481万人でした。ANAはJALの経営再建中に供給量を拡大し、この数年でJALを抜く供給量と旅客数獲得を実現しました。

なお、2015年度の国際線、国内線の両グループの旅客数は以下の通りです。

■JAL、ANAグループの旅客数
国際線 JAL:808万676人、ANA:816万7,951人
国内線 JAL:3,211万4,322人、ANA:4,266万4,899人
合計 JAL:4,019万4,998人、ANA:5,083万2,850人

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