ブリティッシュ・エア、イベリア、エア・リンガス、長距離機材に2Ku導入

ブリティッシュ・エア、イベリア、エア・リンガス、長距離機材に2Ku導入

ニュース画像 1枚目:2Kuを装備する747-400
© British Airways
2Kuを装備する747-400

ブリティッシュ・エアウェイズ、イベリア航空、エア・リンガスなどを傘下に収めるインターナショナル・エアラインズ・グループ(IAG)は、傘下航空会社にGogoの2Ku衛星接続サービスを導入すると発表しました。Gogoの2Ku衛星接続サービスを導入するヨーロッパの航空会社はこれが初めてです。

ブリティッシュ・エアウェイズの118機、イベリア航空には最大15機でいずれも長距離機材、エア・リンガスは757の4機、最大で計137機に導入されます。対象の機種は、747-400、777、787、A380、A330、757で、A340は最終検討が進められています。

Gogoでは、地上でのWi-Fi接続と同様のインターネット環境を提供できるサービスの契約で、より良い機内でのオンライン接続を提供できるとしています。なお、ブリティッシュ・エアウェイズには2017年初めにも1機目として747-400に2Kuが装備される予定で、イベリア航空のA330-300とエア・リンガスの757には2017年後半にも装備が開始されます。2019年初めごろまでには、今回契約した90%の機材に装備される見込みです。

なお、イベリア航空とエア・リンガスのA330にはパナソニックのGCSが導入されています。

■IAGが契約したGogoの2Ku導入予定の機材
<ブリティッシュ・エアウェイズ>
747-400:18機
777-200:46機
777-300:12機
787-8:8機
787-8/9:22機
A380-800:12機
<イベリア航空>
A340-600:7機 (最終検討中)
A330-300:8機
<エア・リンガス>
757-200:4機

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