トランスアジア航空、解散へ 日本時間15時から記者会見

トランスアジア航空、解散へ 日本時間15時から記者会見

台湾のトランスアジア航空(復興航空)は、2016年11月22日(火)、台北市内で臨時取締役会を開催、同社の解散を決めた模様です。中時電子報が報道しています。同社は11月21日(月)、日本路線の運休と同社全路線の運休を発表、11月23日(水)以降の運航も改めて発表するとしていました。同社は日本時間で15時、現地14時に記者会見を行い、発表する予定です。

トランスアジア航空は1951年、台湾では初めてとなる民間航空会社として設立され、日本には地方空港へチャーター便を運航するなどで知られていましたが、オープンスカイ協定を追い風に日本路線で定期便を就航しています。

また、格安航空会社(LCC)のVエアを設立とあわせ、機材発注も積極的に進めていましたが、2014年と2015年の墜落事故を契機に、財務状況が悪化していると見られていました。同社はこうした状況への対応として、A330を退役させるなどの対応もとっていました。

なお、トランスアジア航空は日本への定期便で、台北発着で成田、新千歳、関西、仙台、旭川、函館線などを就航しています。

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