防衛省は2017年1月12日(木)から1月17日(火)まで、安倍首相の東南アジア、オーストラリア訪問のため、政府専用機を運航すると発表しました。1月12日(木)に羽田空港からフィリピン・マニラへ飛行し、同日中にマニラからダバオへ移動します。
1月13日(金)にはダバオから オーストラリア・シドニーへ飛行し、1月15日(日)にシドニーから インドネシア・ジャカルタへ飛行します。その後、1月16日(月)にジャカルタからベトナム・ハノイへ運航し、1月17日(火)にハノイから羽田空港に到着します。
フィリピン、オーストラリア、インドネシア、ベトナムの訪問では、各国首脳や要人と会談を行い、各国との協力関係を一層強化し、中国の海洋進出を念頭に法の支配に基づく国際秩序について主要国と連携を図る重要性を確認する方針です。
なお、今回の訪問先のうち、フィリピン・ダバオのフランシスコ・バンゴイ国際空港への要人輸送は初めてとなります。航空自衛隊は2016年12月20日(火)、事前の国外運航訓練を実施し、飛行経路、航空交通管制の状況、離着陸時の特性と駐機要領などを確認しています。