ACTエアラインズ、ブランド名「マイカーゴ」が運航する747-400F、機体記号(レジ)「TC-MCL」がキルギスのマナス国際空港に着陸するところ、墜落し搭乗していた4名に加え、付近の住民など28名が死傷する事故が発生しました。
この便はターキッシュ・エアラインズから運航を受託、香港発マナス着のTK6491便として運航していたもので、マナス到着後は給油を経て、イスタンブールへと向かうところでした。報道によると、当時、マナス周辺の視界が悪く、霧が出ている状況だったとも伝えられています。
ボーイングはこの事故を受け声明を発表、哀悼の意を表明すると同時に、ボーイングの技術チームを派遣し、政府による調査チームに技術的に協力していくとしています。
なお、「TC-MCL」は2003年2月にシンガポール航空カーゴに引き渡しされ、2015年12月にACTエアラインズへ所属変更し、「マイカーゴ」として運航されていました。この機材は、カタール航空カーゴがACMI契約で運用し、2017年1月にターキッシュ・エアラインズでの運用がはじめられたばかりでした。