機内で嫌われる行為、不動のベスト3は座席蹴り・子ども放置・きつい香水

機内で嫌われる行為、不動のベスト3は座席蹴り・子ども放置・きつい香水

旅行予約サイト「エクスペディア」は2017年1月17日(火)、18歳以上のアメリカ人1,005人から回答を得た2016年版の航空機内でのマナーに関する調査を発表しました。エクスペディアが毎年調査、発表しているもので、調査会社GfKに委託、まとめています。

これによると、前の座席の背もたれを蹴る「Rear Seat Kicker(リア・シート・キッカー)」が64%と最も嫌われる行為で、次いで子どもを放置する親の「Inattentive Parents(むとんちゃくな親)」が59%、香水などにおいのキツイ人「The Aromatic Passenger」が55%と続きました。この嫌われ行為ベスト3は、2014年版、2015年版、そして今回の2016年版とも順位が不動となっています。

エクスペディアは旅行にあたって、一緒の機内に乗り合う人たちに対し、寛大さや配慮の念が何よりも大切なことを知ってほしいと呼びかけています。

このほか、会話をやめずにしゃべり続ける隣席の人「Chatty Cathy(チャッティ・キャシー)」は40%に嫌われているほか、降機時に順序を無視するなど並んでいる列に横入りする「The Queue Jumper(キュー・ジャンパー)」と一定高度に到達してすぐにシートを倒す「Seat-Back Guy(シートバック・ガイ)」も35%と嫌われる行為が並びます。こうした結果を受け、エクスペディアはアメリカ人の35%、3分の1以上が「指定された静かなゾーン」に着席するため、追加料金を払う用意があるとしています。

アメリカ人向けの調査ですが、機内での過ごし方には注意すべきことが含まれていそうです。機内で嫌われる行為のベスト10は以下の通りです。

■機内で嫌われる行為のベスト10
1位:リア・シート・キッカー(前の座席の背もたれを蹴る人) 64%
2位:子どもを放置する親(他人に迷惑をかける子どもを放置) 59%
3位:アロマティック・パッセンジャー(香水や体臭などがきつい人) 55%
4位:オーディオ・インセンシティブ(イヤホンの音漏れに無頓着な人) 49%
5位:大酒飲み(アルコールを摂取、そのにおいや行為) 49%
6位:チャッティ・キャシー(おしゃべり好きで話続ける隣席の人) 40%
7位:キュー・ジャンパー(横入りする人、特に降機時に順序を無視する旅客) 35%
8位:シートバック・ガイ(すぐにシートを倒す人) 35%
9位:アームレスト・ホッグ(肘掛けを占有する人) 34%
10位:においのきつい食べ物を持ち込む人 30%

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