フェデックス・エクスプレスは2017年2月9日(木)、南ヨーロッパのゲートウェイとしてミラノ・マルペンサ空港の拠点を完全稼働したと発表しました。既存の施設を拡張したもので、国際線の増加する需要に対応したもので、イタリアやヨーロッパ企業と消費者を結び、同社の成長を支える重要な施設としています。
拡張により35,000平米の施設で、以前と比べ仕分け能力を25%向上させ、効率的な施設となっています。フェデックスではマルペンサ施設の拡張で、イタリアでのオンライン購入が過去5年で倍増し、前年比でも17%増となるエクスプレス需要に加え、イタリアから年間で2桁成長を遂げている出荷需要にも対応するとしています。
フェデックス・エクスプレスは、1986年にイタリアでの事業を開始し、1992年にマルペンサをプライマリー・ゲートウェイとして事業を拡大し、イタリア経済でも重要なロンバルディア州を中心に展開しています。また、マルペンサ発着ではワールド・ハブのアメリカ・メンフィスとの直行便などを運航しています。