エル・アル航空、初の787を受領 プレミアムエコノミーを初めて装着

エル・アル航空、初の787を受領 プレミアムエコノミーを初めて装着

ニュース画像 1枚目:エル・アル航空 787-9
© Boeing
エル・アル航空 787-9

ボーイングは2017年8月22日(火)、787-9をエル・アル航空に引き渡しました。エア・リース・コーポレーションがとリース契約、納入された機体記号(レジ)「4X-EDA」で、エル・アルの初の787です。この機体を皮切りに、16機の787を導入する計画で、10月下旬からヨーロッパ路線でこの機材を運航し、北米や極東アジア路線の長距離路線に順次、投入します。

エル・アル航空の787-9は、ビジネス32席、プレミアムエコノミーが28席、エコノミー222席と計282席です。プレミアムエコノミーはエル・アルが初めて導入するクラスとなったほか、2018年には高速インターネットアクセスを提供する計画です。納入された「4X-EDA」はペイン・フィールドを離陸し、6,746マイル、10,856キロメートルのフェリーフライトを終え、8月23日(水)にテルアビブに到着しています。

現在、エル・アル航空は、737-800、737-900、747-400、767-300、777-200とボーイング機材のみで運航しており、787の導入で引き続きボーイング機で機材更新を進めます。なお、この787の導入で、エル・アルは保有する747-400、767-300を2020年にかけて退役します。また、機材更新では737-900の導入を進めていきます。

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