「空飛ぶクルマ」開発のCARTIVATOR、愛知と東京に拠点を設置

「空飛ぶクルマ」開発のCARTIVATOR、愛知と東京に拠点を設置

ニュース画像 1枚目:愛知拠点とCARTIVATORの中村翼代表
© CARTIVATOR
愛知拠点とCARTIVATORの中村翼代表

空飛ぶクルマの開発を手がけるCARTIVATOR Resource Management(カーティベーター)は2017年9月14日(木)、愛知と東京の2カ所に開発拠点の設置を決定したと発表しました。愛知拠点は豊田市、東京拠点は富士通とテックショップジャパンがそれぞれ支援します。

愛知では、9月17日(日)に開所する「豊田市ものづくり創造拠点 SENTAN」に拠点を設置します。豊田市は「ものづくりのまちとして活性化していきたい」という想いを持ち、CARTIVATORの活動に賛同し、支援が決定しました。愛知拠点は、CARTIVATORのメイン開発拠点として、試作機の製作、保管、メンテナンスなど機体開発や、定例会、報告会などを開催します。

東京での活動は、「TechShop Tokyo」に拠点を設置します。富士通、テックショップの両社が掲げる「イノベーションの創出」の考えから、有志で活動するCARTIVATORの活動に共感を得て、支援が決定しました。東京拠点は、技術開発促進の重要拠点として、部品など試作品の製作、定例会や報告会などを開催します。

これと合わせ、CARTIVATORは支援による活動拠点設置を前に、1/1スケール試作機の「SkyDrive SD-01」の設計を固めていると発表しました。「近未来スタイルのクルマ」がテーマで、ドライブモード時は四隅に張り出したフェンダーが自動車を連想させ、飛行モード時はフェンダーが変形してプロペラとなり浮上する仕様です。

この記事に関連するニュース
メニューを開く